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2009年11月17日

代謝が肝!

こんにちは!!
いよいよ今年も終わりが近づいている今日この頃、お元気でいらっしゃいますか?毎週木曜日ランチはISNAのモモがお届けする「最善の健康」のお時間です。が、まぐまぐのメンテナンス関係で、今回は火曜日に配信いたします。

前回、人の生涯の健康には胎児のときの栄養状態が決定打になっているというお話しをしました。

もうひとつ、赤ちゃんにまつわる大事なお話しをしましょう。

昔、アメリカであるショッキングな事件が起きました。それは、1951年に粉ミルクを飲んでいた赤ちゃんたちに起きた事件です。アメリカの某粉ミルクのブランドが、粉ミルクの加工段階で大きなミスを犯していたことが原因でした。

その粉ミルクを飲んだ赤ちゃんたち約300名が突然痙攣を起こし、相次いで病院に運ばれました。

その原因は…ビタミンB6欠乏でした。幸いB6を投与したFDAの対応が早かったため、難を逃れましたが知識がなかったらと思うと…。アミノ酸代謝に必要不可欠なB6を欠乏させたためにアミノ酸代謝異常が起き、痙攣という症状が出ました。

私たちが食事から摂取するカロリーはそのままで扱われるわけではありません。カロリーは体内でビタミンやミネラルによって有益な形にチェンジし、初めて完成されたエネルギーや人体構成物質になります。

例えば糖代謝はビタミンB1が、タンパク質はビタミンB6が、脂質はビタミンB2が、その他のビタミンやミネラルと一緒にエネルギー代謝を行います。だからこそ代謝する側の副栄養素の欠乏は想像以上の脅威といえるんですね。

上記以外にも例えば病人に高カロリー点滴を投与する際に、糖質を代謝するビタミンB1を添加し忘れて起きる「乳酸アシドーシス」「ウェルニッケ脳症」による患者の記憶障害や死亡事故は度々医療ミスでニュースになります。

とくにそういった緊急事態でなくても、多くの日本人は慢性的にビタミンB1もB6も不足状態にあります。真綿で首を絞めるようにゆっくりと、その影響は慢性疲労・痙攣・うつ・むくみ・頭痛・口内炎など、様々な形で体に出てきます。

やがて深刻な事態に陥ることを急性栄養欠乏の多くが物語っています。

世界には他にもヨウ素や亜鉛といった栄養素の欠乏から生じる有名な話はたくさんあります。“たかが栄養、されど栄養”今日もしっかり滋養になるものを食べ、サプリメントで補いましょう!!

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Posted by Mayu at 14:22│Comments(0)
 
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